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菊の栽培日記

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5月咲きから1月咲きまで約70種類、毎月咲くように作っています。
菊はほっといても毎年咲きますが、挿し木や株分けで新しい場所に更新させて咲かせるとよりきれいに咲きます。
3月からの栽培日記を書いてみました。
ぜひいっしょに育ててみませんか?
でもこれはあくまでも自己流なので、もしこれを見て何か気づかれることなどありましたら、遠慮なくトップページからメール等でご指摘くださいませ。


 
うちでは自分で使う切花用の菊を5月咲きから1月下旬咲きまで毎月咲くように作っていますが、時々、秋咲き菊を夏に咲かせたり冬に咲かせるにはいつ挿し木すればいいの?と聞かれます。
これは普通に栽培する限りでは無理、それぞれの時期に咲く種類の菊を手に入れることです。


種類 挿し芽  定植 最終摘芯
5〜6月咲き 9〜10月  10〜11月 3月(または摘芯しない)
7月咲き 9〜10月 10〜3月 4月
8月咲き 3月中〜下旬  4月中〜下旬 5月
9月咲き 4月上〜中旬  5月上〜中旬 6月
10月咲き 5月上旬 6月上旬 7月上〜中旬
11月咲き 5月上〜中旬 6月上〜中旬 7月中〜下旬
12〜1月咲き 6月上旬 7月中旬 8月上旬
ドーム菊 4月〜5月 5月〜6月 7月中旬〜下旬
このようにまとめてみましたが、私の場合、実際には5〜9月咲きまでは挿し木でなく、それぞれの挿し芽時期〜定植時期に冬至芽を株分けして定植しています。 


また、購入した切り花菊を自分でも咲かせたい場合、切って捨てる枝から葉っぱを3枚ぐらい付いた茎を刺し芽として挿すと気温次第では発根可能です。(20度以上)
ただ10月以降に挿した場合は発根したらポット上げのまま冬越しして春になってから定植します。
こういうお店で販売されている菊はハウス栽培で本当の咲き時期ではない場合もあるので自分で咲かせてみて本当の咲き時期を確認し、次の年からはその菊にあった挿し木時期で挿して増やすようにします。



定植の土は鉢植え、地植えどちらも腐葉土を十分含んだ排水の良い土で植えます。
鉢植えの場合、市販の菊用の土を利用してもいいですが、割高なので普通の培養土に腐葉土を足して植えています。
地植えはできるだけ連作を避けます。同じ場所で作ると病気が発生しやすくなります。
肥料は骨粉入り油かすなど有機肥料を元肥、追肥で使用。
ドーム菊には花を多く咲かせたいためリン酸の多い緩効性の肥料を元肥で使っています。



菊栽培には殺虫殺菌の消毒が必要です。
虫や病気が発生すると消毒してもなかなか退治が大変・・・できたら予防で早めの消毒を。
薬も殺虫殺菌それぞれ数種類用意して、同じ薬を続けて使用しないようにしたいです。



【栽培日記】
(2007年更新版)     
【夏菊】 【秋菊・寒菊】

(2月)
例年この時期はまだ何もできない時期。今年は暖冬のため新芽の出が良く、秋から年末にかけて株分けできなかった7月咲きまでを株分け定植する。 (写真あり)(定植1週間以上前に畑に石灰、堆肥、肥料を入れ場所作り。水はけを良くするため少し高床に。) この株分け芽、同じ種類なら10cmぐらい、違う種類は30cmぐらい離して植えます。

(2月)
最後の寒菊1月末咲きが終わるころ…
花が終わったら根元から切り戻し、追肥を。

(3〜4月)
秋に株分けで定植した5月咲き以外の7月咲きまでの苗の摘芯並びに追肥。
8月咲きを株分け定植する。 (定植1週間以上前に畑に石灰、堆肥、肥料を入れ場所作り。水はけを良くするため少し高床に。)

(3〜4月)
冬至芽の摘芯。 (写真あり)ただし、9月咲きは4月に挿し芽に使う新芽の出が間に合わないかもしれないので摘芯しない。
アブラムシが発生しやすくなるので粒剤の殺虫剤を蒔いておくと良い。 

(3月下旬〜4月上旬)
秋に株分けで定植した6月咲き、7月咲きの摘芯をする。6月咲きは最終摘芯です。
粒剤殺虫剤を蒔く。

(3〜4月)
今年は挿し木しないで古株のまま咲かせようと言う場合は、夏菊と同じように新芽がたくさん出ている今の時期に株分けで新しい所へ植え替える。植えっぱなしよりきれいに咲きます。この場合、それぞれの最終摘芯の時期までピンチを繰り返す。  

(4月中旬)
5月咲きの倒錯防止の支柱を立てる。
(4月下旬)
7月咲き、8月咲きの摘芯並びに8月咲きに追肥。
粒剤殺虫剤を蒔く。アブラムシが付いているようなら殺虫剤の消毒を。できたら殺菌剤消毒もいっしょに。
(4月末)7月咲きは最終摘芯です。

(4月中旬)9月咲きを挿し木 
ドーム菊も冬至芽で挿し芽に適したものがあったら挿し木してもよい。
挿し木の仕方については 「菊の挿し木」で。
これから挿す、秋菊寒菊のアブラムシにも注意。付いていたら殺虫消毒を。粒剤殺虫剤も根元に蒔く。
(4月下旬)
9月咲きの植え場所の準備。畑に石灰、堆肥、肥料を入れ場所作り。水はけを良くするため少し高床に。

(5月上旬)
アブラムシに注意。付いていたら殺虫消毒を。
6月咲きの倒錯防止の支柱を立てる。

(5月上旬)10月咲き、ドーム菊を挿し木
挿し木については 「菊の挿し木」で。
9月咲き、直接定植。(ポット上げしてからでもよい)
10月咲きの植え場所を準備。畑に石灰、堆肥、肥料を入れ場所作り。水はけを良くするため少し高床に。

(5月中旬)
8月咲きの摘芯。
アブラムシに注意。殺虫殺菌消毒をする。

(5月中旬)
11月咲き、ドーム菊を挿し木。 挿し木については 「菊の挿し木」で。
11月咲きの植え場所を準備。畑に石灰、堆肥、肥料を入れ場所作り。水はけを良くするため少し高床に。

(5月下旬)
8月咲きの摘芯。
(5月末)8月咲きは最終摘芯です。
アブラムシに注意。殺虫殺菌消毒をする。
粒剤殺虫剤を蒔く。

(5月下旬)10月咲き、ドーム菊の定植。ポット上げしてから植えてもよい。

(6月上旬)
7月咲きの倒錯防止の支柱を立てる。
アブラムシに注意。殺虫殺菌消毒をする。

(6月上旬)9月咲き、10月咲き、ドーム菊の摘芯。
9月咲きに追肥。
寒菊12月咲き1月咲きを挿し木。 挿し木については 「菊の挿し木」で。
寒菊12月1月咲きの植え場所を準備。畑に石灰、堆肥、肥料を入れ場所作り。水はけを良くするため少し高床に。
11月咲き、ドーム菊の定植。ポット上げしてから植えてもよい。

(6月中旬)
アブラムシに注意。殺虫殺菌消毒をする。

(6月中旬)9月咲き、10月咲き、11月咲き、ドーム菊の摘芯。
アブラムシに注意。殺虫殺菌消毒をする。

(6月下旬)
8月咲きに倒錯防止の支柱を立てる。
アブラムシに注意。殺虫殺菌消毒をする。
粒剤殺虫剤を蒔く。

(6月下旬)9月咲き、10月咲き、11月咲き、ドーム菊の摘芯。9月咲きは最終摘芯です。
10月咲き、ドーム菊(定植後1月経っているもの)に追肥。
12月咲き、1月咲きを定植。ポット上げしてからでも良い。
アブラムシに注意。殺虫殺菌消毒をする。
粒剤殺虫剤を蒔く。
秋咲き菊、寒菊を挿し木で更新しないで昨年の株のままの場合、丈が高くなっているはず。根元から15〜20cmぐらいに切り戻す。(9月咲きはもう少し早く切り戻すと良かったです) (写真あり) 切り戻したら追肥と粒剤殺虫剤を蒔く。

(7月中旬)
アブラムシ、イモムシに注意。殺虫殺菌消毒をする。

(7月中旬)10月咲き、11月咲き、ドーム菊、寒菊の摘芯。10月咲きは最終摘芯です。
11月咲きに追肥。
アブラムシ、イモムシに注意。殺虫殺菌消毒をする。
9月咲きに支柱を立てる。

(7月下旬)
アブラムシ、イモムシ(ヨトウムシ)に注意。殺虫殺菌消毒をする。

(7月下旬)11月咲き、寒菊の摘芯。11月咲き、ドーム菊は最終摘芯です。
寒菊にに追肥。
アブラムシ、イモムシ(ヨトウムシ)に注意。殺虫殺菌消毒をする。
10月咲きの大きくなったものに支柱を立てる。

(8月上旬)
アブラムシ、イモムシ(ヨトウムシ)に注意。殺虫殺菌消毒をする。

(8月上旬)寒菊の摘芯。寒菊は最終摘芯です。
アブラムシ、イモムシに注意。殺虫殺菌消毒をする。
粒剤殺虫剤を蒔く。
10月咲きの大きくなったものに支柱を立てる。
6月に去年の古株を切り戻した寒菊からも新芽が出ているはず・・・これもピンチする。

(8月中旬)
アブラムシ、イモムシ(ヨトウムシ)に注意。殺虫殺菌消毒をする。
8月咲きももうじき終わりますが、夏菊は秋にもう一度咲きます。 書き忘れていましたが、これまで咲いた夏菊も花後は30cmぐらいに切り戻しておくともう一度秋咲きします。

(8月中旬)
アブラムシ、イモムシ(ヨトウムシ)に注意。殺虫殺菌消毒をする。
11月咲きの大きくなったものに支柱を立てる。

(8月下旬)
8月咲きもいよいよ終わり・・・
夏菊にお礼肥を。・・・・・・冬至芽をたくさん出させるためもあります。

(8月下旬)
11月咲き、12月咲きの大きくなったものに支柱を立てる。
アブラムシ、イモムシ(ヨトウムシ)に注意。殺虫殺菌消毒をする。

(9月上旬)  
夏に咲き終わったものも戻り咲きします。秋菊と同じ扱いで・・・
7月咲きまでの夏菊は9月に来年用を挿し木する。うちの場合は11月に根元に出た新芽を株分けする予定です。挿し木については 「菊の挿し木」で。

(9月上旬)
11月咲き、寒菊の大きくなったものに支柱を立てる。 9月は台風シーズンということもあるので小さくても早めの支柱を。
アブラムシ、イモムシ(ヨトウムシ)に注意。殺虫殺菌消毒をする。

(9月下旬)  
花は終わっていても秋菊、寒菊を消毒するときはいっしょにやる。

(9月下旬)
寒菊の大きくなったものに支柱を立てる。
アブラムシ、イモムシ(ヨトウムシ)に注意。殺虫殺菌消毒をする。

(10月上〜下旬)  
花は終わっていても秋菊、寒菊を消毒するときはいっしょにやる。
7月咲きを挿し木、年内株分けをしない場合は春3月に株分けするため、8月咲きとも、あまり丈を短くしないで冬越しさせ、節分過ぎたころに短く切り戻します。暖かい地域は短くしてもだいじょうぶです。

(10月上〜下旬)
時々アブラムシ、イモムシ(ヨトウムシ)に注意。特にこの時期アブラムシが発生しやすいので殺虫殺菌消毒をする。
なお、花後の秋菊は30〜40cmぐらいの丈にして冬越しさせます。暖かい地域はもっと短くしてもだいじょうぶですが、寒さよけのためにもあまり短くしないほうが確実に冬越しができ、来春挿し芽にする冬至芽の出もいいような気がします。 ただすでに冬至芽がいっぱい出ている場合は短く切っても大丈夫です。

(11月上旬)  
5〜6月咲き株分け植えの準備・・・菊科の連作にならない場所に石灰、堆肥、肥料など入れて植え場所の準備をする。
肥料を入れて一週間以上経ってから株分けをする。

(11月上旬)
暖かい日が続くとまだアブラムシがいます。見つけたらすぐ消毒。

(11月中旬)
肥料を入れて1週間以上経ってから5〜6月咲きの定植をする。9〜10月に挿し木で苗ができていたらそれを定植、または根元に出ている新芽(冬至芽) (写真あり)を株分け (写真あり)定植する。
7月咲きも冬至芽の出が良かったらいっしょに株分けしてもよい。暖地であれば12月までこの定植ができます。
7月咲きの冬至芽の出が悪い場合、そして8月咲きは3月になってから株分けします。

(11月下旬)
暖かい日が続くとまだアブラムシがいます。見つけたらすぐ消毒。

(12月上旬)
ドーム菊の花後は汚くなった花を全部摘んで茎葉だけにして冬越しする。 (写真あり) 3月になってから根元から切り戻す。すでに冬至芽が出ているか暖地では花後に短く切り戻しても良い。 (写真あり)お礼肥えを。

  (12月〜1月)
寒菊も秋菊と同様で花後は30〜40cmぐらいの高めで冬越しさせ、3月になったら短く刈り込みます。暖かい地域はもっと短くしても冬越しもだいじょうぶです。このときお礼肥えをやっておくと春の冬至芽の出がいいような気がします。


これで3月からの菊の栽培日記を終わります。
来春3月になったらまた、この栽培日記の始めに戻って7〜8月咲きの株分けから始めます。
良かったらまたご覧くださいませ。
長い間、見ていただいてありがとうございました。

 

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